韓国の一部で知られている韓国音楽グループの「チャン・ギハと顔たち」のギタリストとしても有名な長谷川陽平が書いた本。普通こういうものは読んでから紹介するものですが、正直筆者はまだ本読んでません。しかし、以前からチャン・ギハ好きなので気になっている。
チャン・ギハといえば、韓国で「チャン・ギハと顔たち」好きなんですよ、といったら「ラジオに出てますよ、最近調子にのってますよ」と現地の人に言われたことがある。当時から特異な楽曲を披露していたが、地道には人気が続いているようだ。最近も久々に見てプロモビデオ(MVという言い方が一般的)がいいなあと思ったのがあるので、改めてそちらのほうは後日紹介したい。
しかし、チャン・ギハは確かにこの頃日本でも音源が手に入りやすくはなっていたが、日本側での知名度は皆無に近いと思うのだ。帯文はちょっとなあという気もするが、音楽一本で海を渡るっていうのはいいですよね。
ここで、本として出したことから、この頃から改めて「大韓ロック」が注目されていったと思う。このあと2016年くらいにもCDや本など、大韓ロックについてはいくつかの流れが出来ているくらいだ。
それはともかく、Amazonにサムネイルで出ている7画像くらいでも記事内容がつかめるが、異常に面白いので、多分、後日買うつもり。
以下商品説明。
発売元:DU BOOKS
判型:A5判
P数:224P
2014年5月16日発売
韓国音楽=K-POPだけじゃない!
韓国音楽シーンを塗り替えたロックバンド、
「チャン・ギハと顔たち」。
そのプロデューサー/ギタリストは、実は、日本人だった!ギターを片手に海を渡り、現地の音楽シーンで、
愛と汗と涙にまみれた約20年。
ガイドブックには載っていない韓国がここにある。長谷川陽平を慕う韓国音楽界の生き字引やパイオニアとの対談も収録!
チャン・ギハ / キム・ミョンギル(デヴィルス) / シン・ユンチョル / DJソウルスケープ<目次>
対談1・長谷川陽平×大石始「韓国と僕の20年」
CHAPTER1 1971~1996
韓国渡航以前――音楽版〈奥の細道〉に足を踏み入れて/
95年、レコードからCDヘの転換期ならではのレコード事情/
普通の女の子がプログレで涙する不思議の国/日本初の大韓ロック専門バンド、コプチャンチョンゴルの結成/96年、インディー・シーンの聖地、ホンデに初潜入! /
ホンデのインディー・ブームを支えた〈男気〉CHAPTER2 1997~2004
韓国人ロック・バンド、ホボクチとの活動がスタート/
日本文化第一次開放、ワールドカップ日韓共催の決定――少しずつ縮まり出した日韓の壁/
98年、〈ホンデの顔〉でもあったファンシネ・バンドに加入/
弟分コ・ギョンチョンとの同居生活と突然の大ピンチ/
ワールドカップと韓流ブームによって少しずつ変わり始めた日韓の関係性CHAPTER3 2005~2014
憧れのサヌリムから〈まさか〉の参加要請/
キム・チャンワン先生からいただいた一枚の〈証明書〉/
サントラの制作依頼、伝説のR&Bバンドへの参加――奇跡は続く/
〈88万ウォン世代〉の代弁者、チャン・ギハと顔たちへの参加/
「今だって一番エキサイトするのはレコード屋に行ったときですからね(笑)」・コラム 韓国生活のための豆知識
語学編「英語でやりとりしていても深い部分じゃ繋がれない」
食事編「憧れのペッパンと、冷麺の知られざる魅力」
酒編「マッコリ、焼酎、そして爆弾酒」長谷川陽平の日記より(1999~2005)
・ディスクガイド
魅惑の大韓ロック名盤集
幻惑のブートレッグ迷盤集・対談2・陽平の庭─4人の盟友たちとの対話
チャン・ギハ/韓国音楽界を変えたバンドのフロントマン
キム・ミョンギル/伝説のR&Bバンド、デヴィルスのリーダー
シン・ユンチョル/大韓ロックのゴッドファーザーの遺伝子を継ぐ男
DJソウルスケープ/大韓ファンクの新たな魅力を切り拓くDJ
購入は現在でも行える。DU BOOKSはディスクユニオンの出版部門なので、販路は広いとはいえないが、長く手に入る傾向。
刊行の頃の対談などがあるようなので、リンクしておく
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/1571(Mikiki=タワーレコード系のサイト)
個人的にはこのへんのレビューがゾクゾク来ます。
昔はたくさんレコード屋さんがあったよなあ…。
http://bandug.exblog.jp/20766392/(エキサイトブログ、パンチャ男とドゥグン女のKな生活)
読者の感想
https://elk.bookmeter.com/books/8056526(読書メーター)